葉月(8月)
三里の仁井田神社夏祭り
高知市三里地区にある仁井田神社の夏祭りは、毎年8月1日に行われます。境内では子ども相撲用の土俵が作られ、幼稚園・保育園児から小学生6年生までの相撲が行われます。
エンコウ祭り
水無月にも掲載しましたが、南国市の稲生地区のエンコウ祭が8月第一日曜日に行われますので、こちらにも書いておきます。
水難事故がないように、水の妖怪(?)のエンコウ様をお祀りする行事です。
昭和40年前後頃までは、旧暦の6月12日に南国市や高知市の五台山や介良・吹井等では水辺に棚を作り、キュウリ等を供えてエンコウ祭りをする民家や地区があったそうです。今では、家でエンコウ祭りをするところは、ほとんどありませんが、南国市の前浜・久枝地区や稲生地区では、地域でエンコウ祭りを行っています。
- 6月第一土曜日:南国市の前浜・久枝地区のエンコウ祭
- 旧暦の6月12日:南国市の稲生地区のエンコウ祭(かはく様)
(旧暦の)七夕
旧暦で七夕行事を行う地区もありますので、文月と葉月に書いておきます。
仁淀川町の長者地区は旧暦の7月7日の前の日曜日に行うそうです。川に七夕飾りをした縄を渡す昔ながらの飾りつけが行われます。他にも、昔ながらの川渡しの七夕を行う地区がありますので、分かり次第、更新していきます。
宇佐みなと祭り
8月の第二土曜日に、土佐市宇佐の宇佐漁港で行われ、水中花火は一見の価値有です。
手結の盆踊り
8月15日、香南市夜須町手結のヤ・シィパークで行われます。(夕方)
県の無形民俗文化財で、紅白の長い紙房(ザイ)を使って踊られる「花取り」は、リズミカルで華やかです。
盆踊りの後、海岸では花火が行われます。ロケット弾の様に海面に打ち込まれる水中花火は見ごたえがあります。
よさこい鳴子祭り
「よさこい」と言われる事が多い、「よさこい鳴子祭り」は商店街集客と市民の健康を祈念して昭和29年に作られたお祭りです。今では、北海道のYOSAKOIソーランをはじめ、全国のお祭に取り入れられています。
- 8月9日の前夜祭
- 10日、11日の本祭
- 12日の後夜祭(全国大会)
高知市納涼花火大会
8月9日に、高知市鏡川河畔で行われます。仕掛け花火等を最も良く見ることができるのは、山内神社前の緑の広場です。
志那祢様(しなねさま)
高知市一宮(いっく)には土佐神社があり、8月24、25日に、この土佐神社で行われる大祭を高知の人は親しみを込めて「志那祢様(しなねさま)」と呼びます。夜店がたくさん出るのは、24日です。
また、土佐神社がかつて御神幸に行っていた須崎市の鳴無神社や高知市吸江にある土佐神社離宮(通称:小一宮様)でも、「志那祢様(しなねさま)」が行われます。
この「志那祢様(しなねさま)」は、県下三大祭りのひとつです。また、高知では、「夏は、輪抜け様に始まり、志那祢様(しなねさま)で終わる」とも言い、季節の移り変わりを感じるひとつの行事でもあります。
久礼八幡宮大祭(おみこくさん)
以前は、8月14、15日に行われていましたが、平成17年から旧暦の8月14、15日に行われるようになりました。