佐喜浜俄(にわか)

暴れ獅子

■佐喜浜(さきはま)八幡宮の秋祭り〜佐喜浜俄(にわか)〜

高知県のほぼ東端に、室戸市佐喜浜町というところがあります。この佐喜浜八幡宮では毎年、体育の日あたりに華やかな秋祭りが行われ、その目玉の一つとして、知る人ぞ知る「俄(にわか)」が演じられます。


佐喜浜八幡宮の境内

「俄」とは、『即興的に演じる滑稽な寸劇(大辞林より)』ということですが、まさに観客の笑いを誘う、楽しくも風刺の利いた芝居を見せてくれます。

「俄」は、当日まで脚本が役者に渡されるそうで、当日まで、どんな内容の物であるかは戯作者以外は誰もしらないのだそうでうす。ですから、演じている役者のそばに脚本を持った人がいて、役者の補助をしています。役者3人の近くに座っている人がこの人です。

「俄」は「○○○○のだーんっ!!」と劇のタイトルを叫びながら、幕の中から人が躍り出て来たのですが、声が割れててちょっと何を言っていたのか分かりませんでした。動画を見る時に良く耳をそばだててみて下さい。

「俄」は2本立てで毎年行われる様です。

佐喜浜俄その1(→動画はこちら

佐喜浜俄その2(→動画はこちら

当日は、「俄」が行われる前に、「暴れ獅子」という獅子舞があります。だいたい12時頃からでしょうか。

そして、八幡宮よりも少し西にある別の宮(浜宮)に「暴れ獅子」は移動します。これが午後1時頃でしょうか。

浜宮の境内の巫女さん達が座っている前で、「暴れ獅子」という獅子舞が始まりました。お囃子というのか、灰色の袴を見につけた太鼓が1人、笛が1人、そして、獅子舞のサポートをする人が1人ついていました。

暴れ獅子(→動画はこちら

時々、群集の方に獅子がドーッとやってくるのを防ぐ為に、棒が用意されていました。赤い色をした棒が写真やビデオに見えると思います。「暴れ獅子」が終わると「俄」が始まりました。

浜宮での「俄」が終わると、お神輿といっしょに本宮に移動していきます。道沿いに並んだ家の中からお婆ちゃんが、お神輿行列に手を合わせているのが印象的でした。

神輿行列(→動画はこちら

八幡宮に着いたら、再び「暴れ獅子」が始まります。境内の両脇に並んだ桟敷でお酒やお料理を食べながら見ている地元の人、子ども達。

「暴れ獅子」を取り囲む様に集まっている子どもに獅子が向かっていくと、子ども達が「キャーッ」と言いながら参道を走って逃げていきます。いい雰囲気のお祭りです。

ぶらりMAP

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