赤岡町冬の夏祭り

赤岡町冬の夏祭りの両替商

12月の第一土曜日、日曜日に赤岡町商店街では「冬の夏祭り」というイベントが開催されます。赤岡町横町商店街が中心となって1995年から始められました。

いざ、会場へ

高知駅から赤岡駅までは約40分。あかおか えきんさんに出迎えられて赤岡駅で降りると太平洋から磯の香を感じます。会場までの道のりは5分ほど。赤岡駅から北側へ3分程てくてくと国道に沿って歩きます。白い橋を渡り、東へ50メートルほど進むと、お祭り会場の入り口に到着。駅から会場までは、迷わないように要所、要所に張り紙等がしてあります。

毎年変わる祭のテーマ

赤岡町横町商店街の約200メートルの会場にずらりと工夫を凝らした露天が並んでいます。焼きそばやたこ焼き等を売る露天、色んな作品を作っている作家が出店したお店。何でも有りのフリーマーケットの様にも見えます。約100店がぎっしりと並び、なかなか壮観です。

赤岡の冬の夏祭りは、毎年、祭のテーマを決めて、それに沿った演出がされているのが特徴。出かけた平成16年のテーマは『まちは劇場』。町娘や浪人の姿をしたお店の方々が数人歩いていたり、丁稚さんの格好をした両替商がいたりで、ちょっと江戸時代にタイムスリップした気分でした。

路上のコタツ 丁稚さんの両替商 冬の夏祭り会場をい行き交う人達

楽しみ方いろいろ

平成15年からは地元銀行の出店もあり、冬の夏祭りに出ている出店で使用できる金貨一枚と100円を交換してもらうことができます。この金貨、持ち帰りもできるそうで、そのためか、祭り終了時に回収される金貨の数と集金額が合わないこともあるのだそうです(出店者談)。

両替した大きな小判で、ショッピングや飲食をすると楽しいですね。少し疲れたら、会場内に用意された路上の炬燵でぬくぬくと温まることもできます。冬空の下、お店で買ったお握りを炬燵でほおばり、一息つくのも良いですね。

冬の夏祭りのお店 両替する小判 冬の夏祭りのお客さん

一人の学生が赤岡町の独特の雰囲気に惹かれて、商店街の皆さんに提案したのがこのお祭りの始まりとのことです。そのためか、路上には学生達が出店したお店あり、地元の方々が出店した店ありと、いろいろなお店がたくさんでています。「いつもは主婦業ながやけど…」なんて方もたくさんいらっしゃいました。気さくな方ばかりで、色々な質問にも気軽に答えてくれました。色々な楽しみ方ができるお祭だと思います。

賑わいのピークはお昼過ぎから夕方にかけてということです。

メモ

【お問合せ】

【開催時間】

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