高知城の桜

高知城の桜

高知市の桜の標準木のある高知城三の丸。一昔前までは高知のお街でのお花見と言えば高知城でしたが、近頃は堀川や城西公園の桜にお株を奪われた感もあります。高知城の石垣修復で一時期お花見が出来なくなっていた事や、修復で桜の木が植え替えられたりして、三の丸の桜は若木の割合が増えたということも関係しているのかもしれません。
とは言え、お城という特別な場所でのお花見というのも、また、格別なものがあります。

お花見は三の丸

高知城でのお花見と言えば、三の丸。広い広場になっています。日中は家族連れがお弁当を広げ、夜は仲間達とワイワイとお酒を飲んで盛り上がります。天守閣をまじかに見ながらのお花見というのもなかなか良いものです。それに、手洗いもすぐ近くにあり、お花見をするには何かと便利です。

なお、ベンチや東屋もありますが、数が少ないので、レジャーシート等座るものを持って行く方が良いと思います。忘れた!や面倒という人は、二の丸まで上がっていけば、売店で御座(有料)を貸してくれます。

三の丸 ぼんぼりと高知城

お弁当を広げてお花見客 桜の向こうに高知城

城内を散策しながらのお花見

城内のあちこちに桜が植えられていますので、お弁当の前後に城内を散策しながら桜を楽しむのも良いです。高知城の桜は、さほど数は多く有りませんし、わぁ〜という存在感がある訳ではありませんが、春の日差しの下、お城を眺めながら、桜やその他の春の花々を眺めながら歩くのは、とても気持ちが良いです。

また、三の丸には石垣の説明版があり、山内一豊が築城する前に長宗我部元親が作った石垣が発掘され、展示されています。長宗我部元親はここに城を築くことはできませんでしたが、立派な石垣を作っていたのです。こうい土台があったからこそ、山内一豊は短期間に高知城を築くことができたのかもしれませんね。(2011年4月10日)

三の丸に向かう階段 石垣の説明と桜
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