六條八幡宮の紫陽花

六條八幡宮の紫陽花

高知県高知市春野町西分にある六條八幡宮。氏子さん達がコツコツと手植えして育てた紫陽花がたくさん植えられています。

室町時代からあるお宮

境内にあった「六條八幡宮由緒」によれば、応永9(1402)年10月15日に京都六條左女牛八幡宮からこの村の産土神として御分霊を移し迎えた社だそうで、御祭神は品陀和気尊(應神天皇)。春野町指定文化財「木造男神像」があると記載されていましたが、今は合併して高知市春野町なので高知市指定文化財なのかな…等と思いながら眺めました。

1402年といえば足利義満の頃。細川頼益が土佐守護代でした。この少し後の1405年に、土佐の国を代表する絶海中津が没していますが、室町文化華やかな頃ですね。

紫陽花 紫陽花 紫陽花

紫陽花神社

境内は広くはないですが、参道の両側に様々な紫陽花が植えられていて、また、杉や槙の木等の木々が良い雰囲気を作っていて、とても風情のある雰囲気です。紫陽花神社と呼ばれているのにも納得できる紫陽花の美しさです。訪問した日も氏子の方が数名で手入れをされていたのが印象的でした。

少し高くなった山の斜面にもこれから紫陽花を植えて、もっと紫陽花の面積を広くしていく予定だとか。

紫陽花 紫陽花 紫陽花

境内でテントを張って、氏子の方が「お接待をどうぞ」と熱いコーヒーとシフォンケーキとお菓子を出してくれました。とてもおいしく、嬉しかったです。氏子の方々が支える地域の産土神。だんだん少なくなってきていると思いますが、こういうお宮や地域のつながりはずっと残っていって欲しいですね。

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